
map2
この日のサンセットの予定時刻は19時ぐらいだったが、
ヤキポイントに到着したのは17時30分くらい。
まだまだ時間があるな。
このポイントは先ほど行ったマーサポイント(map2-①)やヤバパイポイント(map2-②)とは違い、人もまばらでなかなかよい。もちろん柵はないけど、夕日までの時間はあるので、写真を撮りながら、慎重に場所探しをする。 いい具合の岩を見つけ早々とそこに陣取る。隣にヨーロピアンと見られるカップルがいて、なんだかいちゃついていたが、まあ人も少ないしよしとしよう。
日がどんどん落ちてきて、もうすぐだなと思っていたら、突然の突風に見舞われ、コンタクトをしていた私は そこから涙が止まらない。帽子も吹っ飛びそうになるし 鼻水出るし、顔はもうぐちゃぐちゃ。おまけに気温が、これでもかというくらい下がってきたのだ。がちがちと震えも止まらずに、ちょっと参ってしまった。長い時間動かずに待機していたので、冷え切って しまったようだ。夏でも夜は寒いので、もっと厚手の上着が必要だったかな。
涙も止まり、風もおさまった。
じわじわと日も落ちてきて空の赤みは増し、
キャニオンのしーんとした静けさに吸い込まれそうになりながら
気持ちもどんどんと高揚してしてきた。
さあ、あと数分でサンセットだ!!

Yaki Point (map2-④)
というところで、後ろから
「がやがや」
えっ、と振り返ると
団体のお客さんたちが、どやっとやってきたのだ。
シャトルが今到着したみたい。
むむ、ムードが壊れたぞ。
となりのヨーロピアンカップルも
盛り上がりが醒めてしまったようだな。
まあでも気を取り直し
サンセットの瞬間を

過ごすぎすぎる。
なんだか神懸っていた。
神秘的な風景。
この旅行の計画段階ではどこのポイントで夕日・朝日を見るか、
すごく迷ったのだが、いろいろな検索の結果、ここに決めた。
雲の隙間から見える夕日は とても幻想的で、
この時、この瞬間にしか見れない、同じ空は二度とない、
と思うと一秒たりとも見逃せない。
途中雨のことも心配だったが、
今日雲があってよかった。

シャトルでの帰り道、
突然雨が降り出した。
1日の行程をちょうど終えたところだったので
なんというタイミングだろう。
恐るべし晴れ女。

ホテルに戻りBuffetで夕食。
ダイエット?
もうすっかり忘れました。
⑤へ続く
- 旅のしおり①ロサンゼルス発~ラスベガス
- 旅のしおり②ラスベガス発~フーバーダム~グランドキャニオン
- 旅のしおり③グランドキャニオン
- 旅のしおり④グランドキャニオン夕日Yaki Point
- 旅のしおり⑤グランドキャニオン朝日 Grandview Point
- 旅のしおり⑥グランドキャニオン朝 Lipan point・Desert View Point
- 旅のしおり⑦ルート66Ash Fork~Seligman~Las Vegas

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