
乳白色のガラスのコップとの出会いは、もうかれこれ20年近く前。沖縄の米軍払い下げショップで、Pyrexの青いライン入り白マグカップとシリアルボールを見つけ
「ややっ、これはっ!」
とビビッときてしまったのだ。その時はファイアーキングの存在も知らなかったし、買った物がパイレックスだとももちろん知らない。でも
「コレイイ、オレ買ウ」
といったその時の衝動買いが、今の自分の趣味嗜好にすごく影響しているのは事実。
現在の、アンティークとして値段も張り、専用雑誌やウェブなども5万とあるような扱いに対しては、
「けっ、なんだ猫も杓子もかよ。」
「誰かがこれを利用して儲けてるな」
という思いは拭えないけど、ファイヤーキング もパイレックスも、
色や形や質感などやっぱり 好きだなという気持ちは変わらない。
結果自分も猫も杓子で、世の流れに乗っかっちゃってるという
ことになる。
結局、自分で使う普段使いの物は、名前があろうとなかろうと
気に入ったものをそろえていくのがいいんだよ。使っているとき
に幸せな気分になれるから。
「コレ一番大事ね。」
そして20年たったついこないだ、Carson にあるアンティークモール
でその沖縄で買ったあのパイレックスに再会したのだ。
感動。同じ電撃流れる。

20年ぶりに再会したPyrexマグカップ
好きなものは好き、ということ。

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