
諸星大二郎の名作「西遊妖猿伝」が、講談社のモーニングで約10年ぶりに復活するのを知った。このニュースを聞いて飛び上がって喜んだコアなファンも多いことだろう。私も当時は、あまりの面白さにこの先はどうなるんだー!と続きが制作されていないことをとても残念に思っていたのだ。その後待てど暮らせど再開の兆しもなく、時間がたちもうないかなと半分諦め、そして徐々にその存在すら忘れていった。
そして10年たって今遂に、おおおっ、復活っ。諸星先生待ってましたー!!!
ん?待てよ?
あんなに熱狂して読んだはずなのに内容を忘れてる、やばい(年々物忘れが酷くなってるぞ)。
「コアなファンが聞いてあきれるわ」とまたしても怒られそうだが、とりあえずトーランスにあるBook Off(言わずと知れた中古本ショップがロサンジェルスにもある)へ単行本を探しに行くことにした。
「でもやっぱりないわな。マニアック漫画だもんな。日本でもないかもな」
と思いながら店内をぶらぶらしていると、1ドルコーナーに”アキラ”のマンガ本5巻と6巻を相棒が見つけた。
うちではDVDでリピート観賞率のわりと高い作品なのだが、漫画をまた読み直したいし、1ドルだったら安いね、と衝動買いする。結局1~4巻は一冊5ドル前後だったのだが、よくよく考えると、コレって店側の策略にまんまと引っかかった?

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